オズカの『ごんぼこいてるでね』

　昨日１６日のこと。

宮城県航空自衛隊松島基地で

長渕剛さんがライヴを行いました。

このライヴが他と少し違うのが

被災した方々を励ますためのライヴではなく

震災被害にあたり尽力をしてくれている

【自衛官】へ向けてのライヴだったのです。


　長渕さんはTVで震災地の現状を知り

『歌なんか歌っている場合じゃねえよ』と

打ち拉がれていたそうですが

それを救ったのは被災地を救う自衛隊の活動だったそうです。


　自衛隊の皆さんは安否不明者の捜索

救援物資の搬入、途方も無い数の瓦礫の撤去…。

震災で家族を失った隊員さんまでも

目の前の任務を遂行していたんだそうです。


　この活動を知った長渕さんは

国民のために活動する勇姿を目にし

『たまらなく愛おしくて抱きしめたくなった』そうです。


　そこで活動をしている自衛隊員の皆さんに

少しでもエールとなればとライヴを決断

決行したんだそうです。

そしてそれは大盛り上がり。

　

　活動されている自衛官の中には

凄まじい被災地の現状に弱気になっている方も

居たんだそうですが

『強い気持ちを持って被災地に来ましたが

想像を絶する現状でした。

長渕さんのライヴを見て自分ができる極限が伸びたような気がします。』

と語ったそうです。


　ライヴを終え長渕さんは

『歌は人の心をつなぐんだと痛感した。歌は絶対必要。確信した』と語り

『心の復活をするには、僕らは音楽しかない。

いい歌を書いて、なるべく東北に意識を向けて、

気持ちと行動を一緒にしてみようと思う』とも語ったそうです。


　震災にあった方々も

それを救おうとする人々も一ヶ月が過ぎ

疲労が見え始めました。


　これらを救うのは被災地以外の人間の仕事です。

同じ日本人なのだから、こうゆう時こそ

ひとつになって乗り切らないといけません。


　一緒に頑張りましょう。