鹿児島県にある霧島連山・新燃岳では
昨日来の本格的噴火から一日経ちました。
鹿児島と隣接する宮崎県では
広い範囲で降灰が観測されました。
多いところでは5cmの降灰が観測されたそうです。
火山灰は雪のように暖かくなれば溶けるというものではなく
取り除かない限り積もったままです。
雨や水で流れればとも思うのですが
火山灰は水を含めば泥になります。
そうなると火山灰の成分が地中に流れだすやもしれません。
新燃岳の新しい火口には溶岩ドームが確認されたそうです。
この溶岩ドームといえば長崎県にある
雲仙普賢岳が1991年に噴火し大火砕流が発生し
多くの方の命が失われました。
今のところ新燃岳の溶岩ドームは
大火砕流を生むほどではないのですが
今後溶岩ドームが成長しないとも限りません。
そうならないことを祈りたいです。
その一方
明日から月曜日にかけて再び
大寒気団がやってきます。
すでに新潟では3.5mを超える
積雪があり人々の生活が脅かされています。
今回到来する寒気団では
本州の太平洋側の平地でも
積雪がある可能性が大きいらしいので
また気をつけてください。
その後2月になれば寒さも緩んでくる予想が出ているので
もう少しの辛抱です。